医者の傲慢を目の当たりにした診察
あれからオリンピア眼科に何度か電話をかけ、予定よりも早くMRIを受けられることになった。
何度か電話をかけてキャンセルが出ていないか等問い合わせ、日時変更を勝ち得たのだが、あれは電話に出た人によって対応に差が出る。
親切な人に当たるときちんと調べてくれるが、そうでない人だと「あー、空いてないですねー」で終わり。
MRIは2月半ばの日曜日(休診日)に受けたのでその日は診察できず、
改めて医師の診察を受けに行った。
MRI画像診断の結果、眼球の周りの筋肉に少し腫れがあるとのこと。その腫れのせいでまぶたが腫れているらしい。
今のところ眼球突出もないし復視もない。
今私が不快で嫌なのは上下まぶたの腫れなのでこの日の診察ではとりあえずさっさとまぶたにステロイド注射を打ってもらうのが目的だった。
しかしながら、会話中のちょっとしたことで医師の誤解を受け
(果たして誤解と言えるのか…医師の勘違い…でも医師はそれを認めない)
「もうここでは何もしないで別の眼科へ行け。紹介状は書かない」という事になりかけ
その後すったもんだあってやっとの思いでまぶたへの注射を勝ち取った。
注射はしてもらったしMRIのデータも手に入れた。目的は果たしたので良かったのだが。。
酷いすったもんだがあったんだよ。
書くと長くなるし怒りと涙がこみ上げてくるので詳細は割愛するが、
医師は会話の中で「そのまぶた酷いから」と言いやがったくせに
すったもんだの中で「どうしても注射したいなら今日じゃなくて改めて予約を取れ」とのたまった。そしてその予約を入れられるのは3週間後だと言いやがった。
ふざけんなよ。
私がこれまで数週間の間どんな思いで鏡を見て、落胆して、どんだけこの日の診察を待ったのか、ミジンコほどでいいから想像してくれ。
些細な患者のそんな事を想像する感覚はとうの昔に麻痺してしまってるんだろうこの医師は。
世の中のそんな医師がみんな甲状腺眼症になればいいのに。
思えばここの眼科で会った医師3人全て、患者の顔をろくに見ないで診察を続けていたのを思い出した。目は見るけど顔は見ないってか。
ここ本当に甲状腺眼症で有名な医院なのかよ。。いやまぁ、歴史的にはそうみたいですけど。
私には、旧態依然としたオワコン医院にしか見えなかった。
いつも待ち時間が長いのに、ネットで待ち時間予測が分かるシステムさえも導入してないし。患者は待ち時間も傲慢な医師の態度もおとなしくガマンしろって事なのかしらね。
医師と患者の間に、この社会での存在レベルの上下を明らかに示していたいみたい。。そんな風に感じたわ。
結局、私はこの眼科が嫌いなんだ。
この眼科で不愉快な思いをしていない方々はそのまま通い続ければいいし、少しでも私と同じような経験をした人がいるなら「もう今は甲状腺眼症の第一線はここだけじゃないよ!ネットで調べて!!」と言いたい。
ともあれ、すったもんだの末、注射を打ってもらうことになり
私は、処置が終わるまでは平静を装い
止血のためにまぶたを押さえながら
(医師は注射を打ち終わるなり注射器をトレーに荒々しく投げ入れ、看護師に「じゃあとは宜しく」と言って私には何も言わずに処置室を出て行きました)
私は、出ていく医師の足音に向かって「どうもありがとうございました~♪お手間かけました~♪」と
ありがたがる患者を演じましたが
お会計を終えて眼科の建物を出る時は、今この数十分の間に起った出来事がグワッと脳内再生されてワナワナと震えて来ました。
怒りと、やりきった満足感で。
「一度は3週間後になりかけた注射は打ってもらったしMRI画像のコピーもきっちりいただいた。良かったじゃないか!頑張ったぞわたし!!」
との思いで思わず路上でガッツポーズをしてしまった。
でも
こんなことで本来なら要らぬ労力を患者が使わなきゃならないのっておかしいと思う。
やはりこの医院とは相性が良くないらしい。
そんな事を考えながら、この日はこのあと伊藤病院へ行った。
採血を済ませて近くでランチをとり、店を出る時に寄ったお手洗いの鏡で見たまぶた。
気のせいじゃないと思うんだけど、腫れのせいで隠れていたはずのまつげの生え際がちょっと見える気がして嬉しかった。
メルカゾールを飲み始めて4週間。
血液検査の結果はというと、FT3とFT4が基準値以内に収まっていた。
くすりがよく効いてくれていて嬉しい。
このまま行けばバセドウ病に関しては心配ないんだけど。。
眼症が。。
やっかいだな。。
【2月中旬 記】
この日のランチは「まい泉」
エネルギー消費したからがっつりしたものを食べたくなったんだよねー