2021年12月・3病院の通院記録
今月の通院記録としてTwitterを貼りつけておきます。
まずはリウマチの通院、近所の大学病院整形外科へ。
リウマチ診察で大学病院に来ています。今日は待ち時間が長そうだ~(*_*)
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月9日
…と思ってたら程なく呼ばれてあっという間に終わった(^.^)診察内容が簡潔だから順番飛ばしてくれたみたい。大学病院なのに融通利いて善き。
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月9日
相変わらずRF陰性のリウマチですが、特に悪化もせずMTXの副作用も出ていないので次回はまた8週間後になりました。
次回診察は来年2月なので年末のご挨拶も済ませたのですが、先生の方から先に「今年は喉の手術もされて大変でしたねぇ。リウマチもこのまま治まってくれるといいですね」と仰ってくださり嬉しかった。好きな先生です。
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月9日
翌週、甲状腺眼症「オキュロフェイシャルクリニック」へ。
眼形成外科の診察終わりました。眼筋の炎症、前回(2か月前)より少しだけ良くなってる…かなぁ…くらいだそうです。長いねぇ…って先生と話して来ました。
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月16日
炎症が全くない状態を100%としたら、既に90~95%くらいまで来ているんだそうで。本当にゆっくりゆっくり無くなってきてる状態なので待つしかないとの事。
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月16日
ここで早まって手術しても再発の不安を多く残すばかりか、炎症が残ってる状態だと脂肪も癒着して取り除きにくいんだって。だったら待つしかないよねぇ。
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月16日
甲状腺がんの手術やリウマチ治療の話(概ね順調だと)をして「あとは目だけなんですよぉ…もうこの顔イヤで(._.)」と診察室で愚痴ってきました(笑)
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月16日
あと今日は、このクリニックではひっさしぶりに採血がありました!たぶん1年ぶりくらい?採血すると聞いて真っ先に「TSAbは項目に入ってますか!?」と確認したわ(笑)
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月16日
やっとTSAb測れる~👍️
更に翌週、甲状腺全摘後2回目の内分泌外科診察へ。
術後2回目の内分泌外科行ってきました。チラーヂンの効き具合がイマイチらしく、また1錠増えて毎日4錠の処方。次回は3ヶ月後。
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月20日
次回診察時もまだチラーヂンが足りてないようなら内分泌内科の先生と相談しましょうとの事。
FT3が下限値を若干下回るくらい、TSHが12で高め。(TSH=甲状腺ホルモン足りないからもっと出して!という身体からのサイン)
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月20日
私自身は体調不良を感じてないけど。医師曰く「明らかに足りないという状態じゃないけど、3錠服用ならもう少し数値上がって欲しいな」という状況なんだってー。
チラーヂン服用が増えるのはまぁいいとして…今日は他に凹む事アリ。先生に「傷痕ちょっと赤いかなぁ…術後3ヵ月かぁ。気になるようなら形成外科に話通すけど?」って言われた😢
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月20日
え、わたし自身はめっちゃ順調だと思ってたんだけども!先生が用心深いだけだと思いたい!(^-^;
それに今日は、アトファイン貼らずにタートル着ちゃったから擦れて赤くなっただけだと信じて疑わないぞー。
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年12月20日
一応「形成外科に行くのは次回の様子で考えます」と答えた。最初は塗り薬だと言ってたし…それってヘパリンクリームだよね?アトファインクリーム(成分同様)塗る回数増やしてみるわ…
と、こんな感じで今年の通院全て終了。
甲状腺眼症を発症してからもう2年になる。
来年こそは眼窩減圧手術を受けられますように。
今月の眼形成外科と整形外科の定期診察
甲状腺摘出手術を終えて1ヶ月が過ぎ、落ち着いてきた頃にと予約してあったオキュロフェイシャルクリニックへ先週、大学病院整形外科へは昨日行ってきた。
オキュロフェイシャルクリニックは3か月ぶりの通院。毎度のことながら先にMRIを撮ってデータをもらってからランチの後、オキュロへ。
通院ランチ久しぶりだぁ♪点心ランチセットでお腹いっぱいです(°▽°) pic.twitter.com/YTkyIskJbk
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年10月15日
通院ランチは本当に久しぶりだったー。去年の秋ごろまでは週一以上のペースで通院していたから、なかなか治まらない炎症に苛立ちつつも毎度のランチは楽しみで、常に食べログ見て次に行くお店を決めたりしてなんだかそれも結構楽しかった。
昨年の11月あたりからやっと炎症が治まり始めたので、それ以降は完全に治まるまでの経過観察が診察のメインになったので基本2か月おきくらいの通院になった。
それから約1年も経つのに、まだ炎症は完全に終わらないの。本当に嫌になるわ。
この1年の間にリウマチ発症して甲状腺には癌が見つかって。こんなことになるとは全く想像してなかったけど、今となってはひとつひとつクリアしてくしかないと思っている所存。
この日のオキュロさんも待ち時間が長くて。途中で食パン(に志かわ)を買いに行ったりなど。なんとなくいつも金曜日に通院していたけど、この先もしばらく経過観察のみなら別に院長先生の診察日にこだわらなくてもいいかな~と、次の予約は曜日を変えてみた。(ま、この日の診察も院長先生ではなかったしね)
で、診察の結果。
MRIを見るとまだ炎症が くすぶっている 状態だと。本当にいつ終わるんだか。。
実は前回の診察(7月)の時から気になっていたんだけど、すこし下三白眼になって来ちゃっているんだよね。前回は甲状腺の手術のことで頭いっぱいだったから後回しにしちゃったけど。
三白眼になってきたのは眼球突出が進んだということだから。。嫌だなぁ。
いったいいつ手術できるんだか。
次の診察は12月半ば。
昨日は自宅近くの大学病院整形外科へ、リウマチの通院。
自宅から徒歩5分程度なので通院がラクでいい。ランチの楽しみはないけど。
いつも通り採血・採尿を終えてからの診察。昨日は待ち時間少なかった。
担当の先生(女性)に甲状腺手術の話などを聞かれたり。個室に入れて良かったね~など話したり。
私が「1週間の入院中、全く家事をしなかったせいか関節の痛みが全然なかったんですよ~!」と言うと先生、「そうなんですよね~女性はそうなの。男性リウマチ患者さんはそういう経験はあまりないのよねぇ」と。
採血の結果、相変わらずRF(リウマチ因子)は陰性。以前も先生がおっしゃっていましたが、リウマチ患者のうち2割程度はRF陰性だと。そしてこの陰性が途中から陽性になることはあまりないと。そしてRF陰性のリウマチの人は症状がひどく進むことは少ないと。
以上のことから、リウマチに関しては結構楽観的な態度で臨んでいる。もちろん、痛い箇所があるのは不快ではあるけど。
私は仕事をしていないし、子育ても済んでて家事負担もそれほどない・・というかいくらでも家事カットできる状態なので自分の身体(関節)を養生する生活が出来る。これは正直ありがたい。
その他の数値も問題なく、MTXの副作用なども見られないとのこと。
でも、私自身が感じる関節の痛み(左ひじ・両かかと等)は以前より少し増している感覚があること・ほとんど飲まず済んでいた痛み止め(セレコックス)を頓服として飲む回数が増えたこと・先生の触診による関節の腫れが、私が痛みを感じていない箇所にもあること・・等を鑑みた結果、MTXを4錠から5錠に増やすことになりました。
これは、実を言うと前回の診察時に既に検討されてたんだけど、甲状腺手術を控えていたためMTX増量は手術が終わってからにしましょうとなっていたんだよね。
だから想定内の増量でした。週一回、朝3錠で夕2錠ね。
私は今のところMTXを飲んでも気持ち悪くならないのでラッキーなのですが、この先も増量していったらどうなるかな。。
次回の診察は12月。
先生に、少しは運動した方がいいのかどうか確認したら「是非やってください」と言われた~そうだったのか。
たくさん歩くと足が痛いのでつい養生してしまい、コロナの外出控えもあって完全なる運動不足でして。近所の散歩でもするか。その前にソール厚めのスニーカー買おう。。
退院後の初通院
先週は退院してからの初通院に行ってきた。退院の3週間後。
緊急事態宣言が解除になったばかりの月曜日だったせいか、病院はとっても混んでいた。採血の待ち時間が長くて、やっと順番が来た時にはもう診察の予約時間を過ぎちゃってた(汗) そのあと血液検査の結果が出るまでは診察できないので、かなり遅くなっちゃいました。
やっぱり。。今までがとっても空いていたんだね~と思った次第。日医大病院に転院したのが6月半ばくらいだったから、ずーっと緊急事態宣言下だったってことだもんね。
で、診察。
血液検査の結果によると、チラージンが足りてないみたいで数値がちょっと低かった。
これまでのチラージン2錠(計100μg)から3錠に増えました。
退院以降、ものすごい不調は感じてはいなかったけど疲れやすいな~とか眠いな~とかは感じていたので、チラージンが足りていなかったのなら納得。
病理検査の結果。
手術前の見立て通り、転移なども無かった。甲状腺は少し炎症していた(元バセドウ病なので)とのことで、今後は定期的な経過観察のみでいいとのこと。次回の診察は12月下旬。
その後、傷口テープをはがして「あ、傷きれいですね~」と言いながら先生が傷口を親指でグイグイ押して「これくらいの力でマッサージ、どんどんしてね」と。結構グイグイ押されて「ぐぇぇぇ…」ってなりました。
その後、家ではあんまり強くは押せないでいる。怖くて。ストレッチは頑張ってやってるけど。
そのまま新しいテープは貼らずに帰宅したんだけど、シャツ(立て衿っぽい前開きブラウス)が傷に触れると少し痛かったな。これは傷が痛いというよりもテープ負けして赤くなった皮膚に刺激があったのかもしれないけど。
帰宅してから傷口をよーく見てみた。まだ所々かさぶたがあってボコボコしてる。傷の右端から1cm位離れた場所にあるドレーン痕はもう分からないくらいになってる。テープを剥がした跡が赤くなってるから痛々しく見えるなー。写真載せる勇気ないから文章でお届け。
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年10月4日
↑ 帰宅してから写真を撮ってみたけど「首に傷がある」ということがまだショックなのでとても画像は上げられない。。
この日は傷口出したままシャワーして、赤くなってる皮膚が痛々しいのでステロイド軟膏を塗り、傷口にはヒルドイドローションを塗って就寝。
翌日、ステロイド軟膏のおかげで皮膚の赤みが消えていたのでアトファインを貼りました。
肌を少し休ませようかと思ってたけど、傷口出しておくのイヤで初アトファイン貼った。これ目立たなくていいね👍首に湿布貼ってるだけの人に見えなくもないしw
— みぃき (@Lri3P4OakCKRIso) 2021年10月5日
これから秋~冬だから。。今シーズンはタートルネックオンリーの予感。来春には首を出してお出かけ出来るくらいになってるといいなぁ。
今回の入院費用について
今回の、手術費を含む入院費用を公開しようと思います。
入院前にあまり調べず「高額療養費の限度額適用認定証も持ってるし、個室差額代金(保険外)はだいたい予測がついてるしな。。」程度の認識のまま、病院側にも質問せずにいましたけど、普通は病院側に質問するもんなのかな~?
本題に入ります。
今回の入院の内容は
甲状腺乳頭がんによる甲状腺全摘手術・入院は7日間・病室は個室
でした。
精算額は
手術を含む医療費(3割負担) + 個室差額代金 の合計で 487,810円
でした。
医療費(3割負担)については、高額療養費の限度額適用済みの金額です。(適用済みというより、医療費がウチの限度額以下だったので適用なしと言うべきか)
実はこの合計額の半分が個室の差額代金。個室はお高い。。けど「ぜったいに個室がいいです!」と希望したのでまぁ仕方ない。
(病院での入院説明の際、どの種類の個室がいいか第一~第三希望まで申請出来るようになっており、結果第一希望の個室に入れました。個室について詳しくはまたそのうち別記事にUPしようかな。。病院HP内の紹介も少ないし)
以下、487,810円の内訳です。
(1)手術を含む、7日間の医療費合計が234,050円(3割負担)
高額療養費の限度額適用認定済みですが、我が家はその区分が(ア)で、
自己負担の限度額が 252,600円+(総医療費-842,000円)×1%
(総医療費とは保険医療の総額、10割の金額の事です)
今回の3割負担額から計算すると、10割というのは780,000円位になるようなので
(総医療費-842,000円)×1% の部分は0円ですから、私が支払うべき上限額は252,600円。
そして3割負担額が234,050円だったので、限度額の恩恵にはあずかれませんでした。
高額療養費制度については、加盟している健保組合のHPに詳しい説明がありますのでそちらをご参照ください。たとえばこちら↓
医療費が高額になりそうなとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会
(2)個室代金差額 7日分合計・消費税込みで246,400円
※個室代金差額は保険外です(全額自己負担)※
今回入室したのは11階特別病棟の個室。一日あたり税込み35,200円でした。
特別病棟についてはこちら → 11F|日本医科大学付属病院
病室に関してはまた改めて書きますが、特別病棟はとっても居心地が良かったです。
わたしが入室したのは特別病棟の中で一番お安いお部屋です。そのワンランク下だと、一般病棟(本館)の個室(シャワーあり)となり、一日あたり税込み30,800円。それ以下の個室はシャワーなしだったり東館(建物が古い)だったり等、わたし的にはナシ。
希望に沿う個室の最安値が30,800円で、そこに少し加算して35,200円で特別病棟の個室に入れるなら。。
フロアの雰囲気が全く違うし食事も違う、フリーWi-Fiもありでその差額なら特別病棟だろうと、少々贅沢しました。
(3)食事標準負担額 7,360円
これは上記の内訳に比べるとオマケみたいなもんですが、病院食の負担額合計です。
日医大病院のお食事はとても美味しかったので満足でした。(入院中の全食事写真は入院記録の記事にUPしています)
(1)~(3)の合計で487,810円となりました。
(この他に病院外の精算として、タオルや病衣などのレンタル代金合計5,170円がかかりました)
というわけで
結構かかっちゃったね。。というのが本音。私が加入してる医療保険(がん保険とか)からの給付金では半分も賄えない予定です。もっといい保険入っておけば良かった!
退院日(術後4日目)
夜中に一回だけムセて起きたけど概ね熟睡できた。
6:30頃かな、看護師さんが来て起きた。「あ、起きなきゃ」ととっさに起き上がる。まだしばらくは一旦横を向いてからゆっくりとしか起きられないつもりだったけど意外と大丈夫みたい。
朝ごはん。パン2種、オムレツ、大根サラダ、オクラと押し麦のスープ、飲むヨーグルト。上げ膳据え膳生活ももう終わりかー。ここの食事は美味しくて良かったです。
9時過ぎ、医師お二人が来て傷のチェック。保護テープを貼り替えてくれました。痛いかと思ったけどまぁ大丈夫。このテープは傷を治す作用もあって、ただ保護してるだけじゃないんだって。
次回の診察日までに剥がれてきたら自分で貼り替えるんだけど、その際は「アトファイン」を使うといいよとオススメされました。今貼ってるテープに成分が似てるとかナントカ言ってた(今貼ってるのは医療用?らしく一般販売してないみたい) 診察日まで、これ剥がれないといいな。
5月半ばにがんが見つかった時の大きさは10㎜でしたが、手術時は11㎜だったそう。 リンパ節は切除しなかったそうです。副甲状腺も温存。だから術後の経過が良かったのかな。
がんが小さい段階で見つかって、最初のMRI診断でも「浸潤や転移は見られずがんが離れた場所(独立した場所)に存在してる」って事だったから本当に初期発見は大事だなと。
詳しくは次回、病理検査の結果を見てからまた詳しくご説明しますとの事。
先生が「セルフマッサージはこうやって…」と首を押して教えてくださいましたが…なんかアレやっぱり自分でやるの勇気いるわー。。
10時頃、入院診療費の概算連絡表が来た。ウチは健康保険3割負担で、高額療養費の限度額区分は(ア)。概算合計額見ると、手術その他医療費の合計と個室差額(健保外)7日分が同じくらいの金額だった。まぁ結構な金額になっちゃいました。今回の個室差額は1日あたり35,200円(×7日間)。
入院費については、お会計済ませてきちんと明細見てから改めて別記事で書こう。
平熱より高くて熱かったのでアイスノンもらう。
テープ貼り替えしてからじんわり痛む。。
今日はお昼ごはんまでいただいて、夕方家族が迎えに来るまでお部屋使わせてもらう。今のうちに荷物片付けちゃおうとあれこれ動いたらすごく疲れた。。これでは退院後の家事大変だなぁ。
お昼ごはん。あんかけかた焼きそば、さつまいもサラダ、いちごゼリー。かた焼きそばはよく噛まないとちょっと大変ね。
日医大病院のお食事はとても美味しかったです。熱々の状態ではやって来ないからアレだけど、味はとても良かったですよ♪これでお皿(プラスチック)がレンジ対応だったら最強だと思う。
家族が迎えに来られるのが17時頃なので、それまではお部屋でゆっくりしてた。冷凍庫に入れておいたハーゲンダッツも忘れずに食べた。
16時頃、1階自動精算機で入院費の精算。クレジットカードならマイルやポイント貯まるから…どのカードで支払いするのが得かな~って一瞬考えて選んだ。
ついでにセブンイレブンで、先生おすすめのアトファインとマイクロポアテープを購入。とりあえず1個ずつにしておいた。
お部屋に忘れ物がないかどうか、コンシェルジュさんがチェックしに来たり。丁寧にご挨拶いただきました。いや、こちらこそお世話になりました。
予定通り家族が迎えに来て、看護師さんコンシェルジュさんに見送られて無事に退院しました。看護師さんにお礼言うときちょっと泣きそうになった。
車で自宅へ。
終わってみればあっという間の1週間だった。
私ががんになるなんて…他にも色んな病気あるのに…って鬱々してた頃がなんだか遠い昔みたいに思える、不思議な感覚。
首に傷が出来るのが嫌で内視鏡手術をしてもらう為に、バセドウ病で通院してた伊藤病院から日医大病院に転院して。しかし私の場合は内視鏡手術は不適合と判断されちゃって…それでも元の病院には戻らずに日医大でお世話になる事にした。これで良かったと思う。セカンドオピニオンも得られたし、経験豊富な執刀医先生のおかげで傷も小さく済んだし。個室は清潔で快適だったし。
執刀医の先生はとても穏やかな感じの方で病状説明も丁寧、様々なメディアに登場されている方なのに偉ぶる感じもなく、初診時から今までこちらが嫌な思いとかモヤモヤするとかの類いがなかったのは精神的にとても助かった。
この1年半ほど、各疾患でたくさんの医師に会ってきた中で「この先生に診てもらいたい」と感じさせてくれる医師に巡り会えるって稀なんだなって痛感してたからさ。良かったホント。
首の傷、キレイに目立たなくなるかな。ちゃんとケアしよう。。
入院6日目(術後3日目)
昨晩もけっこう熟睡できた。夜中に一度、咳で起きちゃってお茶飲んだりしたけど。朝は少し汗ばんだ感覚だったので前日よりも更に深い眠りだったんだと思う。
看護師さんからの体調確認の後、7時半ごろ主治医先生&若い先生方が回診にいらした。特に問題無さそうなので予定通り明日の退院で調整しますとのこと。
手術直後からずっと痺れも出てないし喉の違和感も順調に回復しているので、「早く退院したい」と言えば今日にでも退院できる雰囲気ありありだったけど、わたし的には急ぐ必要もないしこの個室もめっちゃ快適なので明日まで養生させて貰うことに。
先生曰く「もうどんどんストレッチ等やってくださいね」と。セルフマッサージのやり方の紙をもらっているけど…けっこうアグレッシブに指で首を触る感じなので少し怖いなー。
朝ごはん。食パン2枚、ツナサラダ、グリーンピースポタージュ、シロップ漬けフルーツ、飲むヨーグルト。食パンは少し温めてあった。調子にのって普通に食べ進めてたらムセて焦った。よく噛まないと。
食後に、毎週月曜日に飲むリウマチの薬(MTX)を飲んだ。というか飲めた。この薬はカプセル錠でちょっと大きいので飲み込みに不安があったんだけど。リウマチの先生からは「1~2週飲まなくても問題ないから無理しないで」とは言われてたけど、看護師さん立ち会いのもとで飲んでみたら意外に大丈夫だった。
たどたどしさ満載の研修医先生がひとりでいらして、退院後の通院日(3週間後)などについて説明あり。どんなベテラン医師も最初はみんな研修医だもんね、がんばれ~
ただいま朝9時半。既にフリータイムの始まり♪って感じ。 家では在宅勤務中の娘が仕事しながら家事頑張ってると思うと申し訳ないけど…許せ娘、母は上げ膳据え膳生活を満喫して帰るよ(笑)
動画見たりフロア内を歩いたりラウンジで本読んだり。
お昼ごはん。白飯、プルコギ、冬瓜かにあんかけ、トマト玉子サラダ。この時の白飯、明らかにちょっと硬めだった…よーく噛んで飲み込みましたよ。
薬剤師さんがいらして退院後のチラーヂン処方について説明。今後は甲状腺ホルモンを自分で作れないので一生ずーっとチラーヂン飲まないと。「一生飲まないと」って思っちゃうと重いからサプリメントでも飲んでるつもりでやっていこう。
以前、バセドウ病で通っていた病院の先生が「甲状腺全摘したら一生チラーヂンだけど、チラーヂンは副作用ありませんから」って軽い調子で言ってたけど(それも癌の宣告と同時に)、一応あるんじゃん。「副作用がまったくない薬なんてあんのかな…」って思ってたから納得。
でももし副作用が辛かったら甲状腺ホルモンの補充どうするんだろう?
個室から見えるスカイツリー。今日はお天気がいいね。
看護師さんが様子を見に来たついでにいくつか質問してみた。
・退院後、ドレーン痕の痛みはぶり返す事があるか? →ぶり返す可能性はある。退院すると今より活動量が格段に増えるのでそのせいでまた痛くなることはある。頓服として既に持っている薬(私の場合はセレコックス)を服用していいとの事。
・今後の傷口テープの張替え頻度は? →自然に剥がれてきたら張替えるで充分。昔は毎日張替える事を推奨していたが、現在の認識では「剥がれたら張替える」で充分という見解に変わっている。
とのこと。
夜ごはん頃までひたすらNetflix見てた。
夕方の検温で37℃近くあった。ちょっと身体が熱い。ドレーン痕も少し痛いのでセレコックス服用。
夜ごはん。炒飯、海鮮焼売白菜添え、もやしと胡瓜のナムル、りんごとマスカット。
自前のおやつなど。今回マグカップを持参しなかったんだけど、レンタルセットを申し込みした場合に貰えるプラコップがレンジ対応なのは良かった。配茶の類いがないので、食事の度に麦茶(買ったもの)をレンチンしてた。
せっかくこの個室にある設備、Blu-rayレコーダーを使用して最後まで入院生活を満喫したかったけど、もう周りが明らかに静か。。持参したのが某ライブのものなのでちょっと音がなぁ。。
結局タブレットで動画観てた。
ドレーン痕はまだじんわりする痛みがあるけど、それ以外は本当に元気。術後に痺れも無かったし皮膚の麻痺も傷口の上部が少し感覚がないかなーくらいで気にならない。飲み込みにくさは手術直後から比べたら驚くほど改善してる。よく噛んで食べましょう、ってくらい。
首に傷があるってだけで他は何ともない感じ。これは癌が小さかった&場所が良かったとか甲状腺腫れてないとか転移なしとか、条件が良かったのもあるだろうけど、執刀医先生の技術にも深く感謝をしないと。
ありがとうございます。
入院5日目(手術翌々日)
昨晩は、入院以来はじめてぐっすりと寝られた感。夜中に2回くらい起きたけど。ドレーン抜いた痕あたりが痛くて痛み止め貰おうかなぁどうしようかなぁと思っている内にまた寝てたり。
あお向けに寝ててふいに咳が出たりするのがツラかった。まだ喉の奥にうすーく痰が絡んでる感じもする。
この喉の違和感は、甲状腺を取ったからというよりは手術の際に喉に入れてた管のせいなんだとか。数時間のあいだカラダに異物が入っていた訳なので、正常な拒否反応として腫れたりするんだって。
朝ごはん
クロワッサンがパリッとしていて美味しいではないか。持参したジャムまた大活躍。
パン2種チョコクリーム付き、チキンスープ、玉子サラダ、マスカット、飲むヨーグルト。牛乳が苦手なので飲むヨーグルト嬉しい。
明日から一週間分の食事メニュー表が来た。一般常食が食べられる日なら常時2種から選択制なのねー。自分の退院予定日以降のメニュー見て「これいいな♪」とか思ったり(笑) こちらの病院食は美味しいので嬉しい。ちょっと量が物足りない感はあるけど病院の食事ってそういうもんだし。普段が食べ過ぎなんだよね。
そういえば管理栄養士さんからのご説明もありました。
検温血圧酸素濃度測定。体重計ったら1キロ減ってた。
術後の微熱以降、37℃を少し下回る程度だけど平熱よりかなり高い。普段は36℃前半だからなぁ。アイスノン貰う。
夜に傷が痛かった件を話したら、我慢しないで痛み止め飲んでいいとのことでロキソプロフェン内服。
食事の飲み込みもだいぶ楽になった。声もまだハスキーだけど、看護師さんと話す時も長く話し続けられるようになってきた。今晩も傷に防水フィルム貼ってシャワーすれば良いか聞いたところ、もうドレーン穴も塞がっているはずなので防水フィルムは無しでいいって。むしろ、傷に貼ってるテープの上から泡立てたせっけんで優しく洗ってくださいとのご指示。テープ自体そうやって水分を少しずつ含ませていって剥がれやすくするものなんだそうな。(剥がれたらまた新しく張替えるのを繰り返すそう。退院後も)
回復してきたので今日あたり持参したBlu-ray観ちゃおうかな。(ここの個室はBlu-rayプレーヤー完備)
昼ごはん前までフロア内を散歩したりネットしたりNetflix見たり。
お昼ごはん。おかゆ卒業~。白飯、鮭のちゃんちゃん焼き、しらすおろし、かぼちゃの煮物、メロンといちご。
美味しくいただきました。
配膳台に戻しに行く時思うんだけど、(このフロアご老人が多いし病状もあるだろうけど)完食されてるトレーをあまり見ないので…毎回ほぼ完食の自分がちょっと恥ずかしいくらい(笑)
さっき飲んだロキソプロフェンのおかげか、傷がまったく痛くない。どこも痛くないのが嬉しいね。
元気になってきて、お部屋のベッドと椅子に飽きてきたのでラウンジで本を読んだり。
コロナ禍になる前に次の旅行先の候補としていたのがスリランカで、2019年末にこの本を買ったんだけどその後2020年に入ってすぐにバセドウ病と甲状腺眼症が分かり海外旅行なんて考えられなくなり、さらにコロナ禍となってこの本は読まずにしまってあった。
いつか海外旅行に行ける世界が戻って、私の目の手術も終わって元の顔つきに戻ったらスリランカ行きたいなぁ。。と、甲状腺がんの手術が無事に終わったことで少し前向きな事を考えられるようになってきた。
夜ごはん。煮込みハンバーグ、ブロッコリーと海老のソテー、さつまいも甘露煮。(汁物欲しい…)
夕方、1階コンビニ行って買ってきちゃったもんねー。食べながらNetflix。
21時頃シャワー。教えられた通り、泡立てたせっけんで傷テープの上から優しく洗った。恐々だったけど。
その後、またドレーン痕辺りが痛くなってきたのでロキソプロフェン貰った。これで夜も気にせず寝られそう。
ところで、術後リウマチの肘の痛みをあまり感じない。カラダが「今はそれどころじゃない」と感じてるのか、もしかしたら家事をしてないから痛くならないのか。。
このままリウマチも無くなっちゃえばいいのに。